武田薬品工業株式会社様からはエンブレル注について、特にシリンジタイプの補助器具について実地も交えて話がありました。
エーザイ株式会社様からはヒュミラ皮下注について「世界で一番売れている薬」ということで沢山の適応症が通っていることも話がありました。
中外製薬株式会社様からはアクテムラ皮下注のオートインジェクターについて実際に触らせていただきました。
最後にブリストル・マイヤーズ株式会社様はオレンシア皮下注の説明に加え、現場の看護師に手技を説明している看護師様が経験豊富な現状をたくさんお話していただきました。
各メーカー様から、リウマチの基本的な話、それぞれの生物学的製剤の特徴、自己注射の手技、使用できる補助器具について学びました。
手技に関しては看護師の方によく問い合わせがある内容や注意点について説明して頂き、実際に患者様の目線に立ち手技を行うことでやりにくい部分、注意しないといけないことについて学びました。
また、補助器具で使用のサポートだけでなく皮下注製剤の課題である打つときの痛みに対して最近ペン型の注射製剤が発売するなど薬もどんどん改良されていくことを実感し、メーカー様の企業努力感じました。
質問も活発にでて、現場の薬剤師からは「インフルエンザワクチンとの併用は?」や「患者様の負担額はどのくらい?」などの実践的な質問が、実務実習に来ている薬学生さんからは「注射の気泡はなぜ除かなくていいの?」等理論的な質問が出ていました。それぞれ違った視点からの意見を聴きお互いに刺激しあえたと思います。
今回学んだことを生かし、日常業務において知識は大事ですが、知識だけじゃない薬剤師、患者様の目線に立って気持ちが分かる薬剤師を目指していきます。